数日前に3歳の子供を抱っこしようとして前かがみになったところギクッときつい腰痛になって動けなくなった方です。

以前当院で肉離れが良くなられたご主人のご紹介で来院されました。

昨日くらいから少し動けるようになりましたが、
左の写真のように前屈はこれ以上腰が痛くて曲げることができません。

腰痛の症状は？

・イスから立ち上がる時は何かにつかまってやっと立ち上がれるくらい。

・前後屈、左右回旋・側屈も痛い。特に前屈と左側屈が痛みが強い。

・右の仙腸関節（骨盤の繋ぎ目）に強い痛みがある。

・股関節の筋肉を押すと足に痺れが走るポイントが3箇所ほどある。

腰痛の原因は？

腰痛が発症した状況から股関節の筋肉のトラブルによる、骨盤（仙腸関節）のズレが一番の原因だと考えました。

骨盤のズレによって股関節だけでなく周囲の筋肉にも強い緊張が広がっているようです。

●施術

痺れが走るポイントを中心に股関節の筋肉の緊張を緩めていきます。

途中で一度立ち上がって前屈を試してもらうと90度位まで曲げれるようになりました。

もう少し痛みが取れるとみて、骨盤の調整を行い関連する筋肉の緊張を取ると・・・

最大限に前屈しても全く痛くなくなりました！

寝返りも立ち上がりや側屈の動作等も全く痛くありません。

初回でこれほどはっきりと結果が出たので、
患者さんは「凄い～～！」を連発してとても喜んでくれました。

こんなに喜んでもらえるのは治療家冥利に尽きます(^^)

小さなお子さんがいるお母さんは少々腰に痛みがあっても育児を休むわけにはいきませんよね。

育児中のお母さんの大変さは妻を見ていて良く分かるので、お役に立てて私もとてもうれしいです！！

（結果には個人差があります）

お正月休みにぎっくり腰になり寝正月を送っていた高槻からお越しのHさん（27歳）

当院で首の寝違いが良くなられた会社の先輩からの紹介で、今日来院されました。

痛めた当初よりはらくになったそうですが、左の写真のように前後屈で痛みがあり、これ以上曲げることができません。

ずっとコルセットで腰を固めていないと動けない様子。

寝ていても痛みで目が覚めるほど痛かったそうです。

左仙腸関節から臀部にかけて痛みがあるので腰から股関節周りを中心に調整を行う。

ある程度楽になるけど私の予想ほどではない。

色々と試しながら調整範囲を広げてみると、

ぎっくり腰をやった左腰をかばって右側やお腹や背中などに緊張が広がっている様子。

一つずつ解消していくとかなり動けるようになり、前屈での痛みが残り2割。後屈は全く痛く無くなりました。

初回と言えども、もう少し前屈が深くいってほしいところですが、正月休みの間コルセットで固めて仰向けでずっと寝ていたそうなので、腰がガチガチに固まっていました。

痛みが2割程度ならヨシとすることにしましょう。

患者さん曰く

「ぎっくり腰の痛みが普通の腰痛の痛みになりました」

「めっちゃ楽です。会社の人から「神の手やぞ」と聞いてきたけどほんまですね」と

嬉しい言葉をいただきました(^^)

(結果には個人差があります)