以前来られたことのある患者さんが久しぶりに来院されたのでどうしたのかと思ったら、
今回は両膝の「有痛性分裂膝蓋骨」（二分膝蓋骨）との事でした。

この方は以前に堺自然整体院で有痛性外脛骨が良くなられた方です。

半年前から膝が痛く、整形外科でレントゲン検査をしたところ、両膝蓋骨の外側上部２割位の大きさで膝蓋骨が分裂しているそうです。

中学生で野球部、ピッチャーをしている。

しゃがむ時、走り終わった後、ジャンプ、階段で痛みが出るという症状です。

施術前にはこの角度で強い痛みが出ていました。

まずは膝と股関節周りの筋肉の緊張を緩めます。
→痛みは８割位になった。

思ったよりもまだしゃがむ時の痛みが残っているので、骨盤周りを調整していきます。

色々と調整すると４割→２割→１割→０となり、一番下までしゃがんでも両膝共に全く痛く無くなりました。

病院で「有痛性分裂膝蓋骨は骨が分裂しているので、痛みは治らない」と言われたそうです。

堺自然整体院では分裂している骨が痛いのではなく、筋肉の過緊張に原因があると考えています。

なので筋肉の緊張が取れれば、このように初回の施術で痛みは消失することも珍しくありません。

前回の有痛性外脛骨が骨盤周りの施術が効果があったので、それを参考に今回も同じ方向性で施術を進める事ができました。

腰は文字通り身体の「要」ですね！

まだ何回かの施術は必要ですが、この調子なら比較的短期間で回復しそうです(^^)

(結果には個人差があります)

有痛性分裂膝蓋骨

T君　9歳　サッカー

有痛性分裂膝蓋骨を1ヶ月前に発症。

その前に逆の足を捻挫したのをかばっていて痛めたようです。

屈伸・ダッシュ・階段で痛みが出ます。

施術前左の写真の角度で痛みが出ます。

結構頑固な痛みで初回施術後は2割くらい痛みが残りました。

2回目施術後

右の写真のようにしっかりと屈伸しても痛みはゼロになりました。

3回目の施術前の時点でも、痛みは当初の2割くらいまで減少。

この様子だと問題なく回復しそうですね(^^)