世界中が影響を受けている新型コロナウイルス(COVID-19)
ワクチンも特効薬も無い現状では数年かけて付き合わないといけないかもしれません。
このウイルスに対して整体師としての立場からの情報をまとめてみました。
●一般的なコロナウイルス対策
既に皆さんご存知のウイルス対策だと思うのでここは簡潔にまとめます。
政府のホームページにも詳しく書かれてあります。
睡眠
睡眠不足は免疫力をかなり下げます。
現在の日本の睡眠時間は先進国で最下位です。
できれば7~8時間の睡眠を心がけましょう。
栄養
医食同源の言葉のように体作りの基本です。
インスタントや加工食品だけでなく、バランス良い食事を摂りましょう。
ストレス
ストレスは万病の元です。
免疫力や自律神経に大きな影響を与えます。
筋肉も緊張した状態になります。
体も心も緩めるために、リラックスや気分転換できる時間を作りましょう。
手洗い
ウイルスが一番体内に侵入やすいのはウイルスが付着した手で目鼻口を触る事です。
帰宅時や食事前には必ず手を洗いましょう。
マスク
一般のマスクでは空気中の飛沫への防御力は高くはありませんが、自分で鼻や口を触らないためや、飛沫を飛ばさないためには有効です。
自分が無症状患者かも知れないと考えて、他人に感染を広げないためにマスクを着けましょう。
換気
密閉された室内では微細な飛沫が3時間も浮遊するそうです。
換気で空気を入れ替えると数分で飛沫は室内から排出されます。
こまめな換気を心がけましょう。
CO2濃度計があると換気ができたか数値で判断がしやすくなります。
ソーシャルディスタンス
今一番言われている「人との距離」
街中でウイルスの飛沫を吸い込まない、他人に吸い込ませないために距離を取りましょう。
静止状態で2m、歩行時5m、自転車だと10~20mだそうです。
ここまではテレビ等で度々目にしているので皆さんご存知だと思います。
ここからが堺自然整体院独自のウイルス対策です。
狙いは「免疫力を高める」です。
●免疫力を高めるための4つのポイント
①粘膜を潤す
②身体を温める
③血流を良くする
④筋肉を緩める
①粘膜を潤す
コロナや風邪のウイルスは喉や鼻の粘膜から体内に侵入する事が多いです。
粘膜は乾いているとウイルスへの防御力がかなり弱くなります。
マメに水分を摂って粘膜を潤しておく事はウイルスへの防御能力を高める事ができます。
②身体を温める
免疫は体温が高い方が免疫力が上がり、ウイルスの活性は下がります。
冷えると風邪をひくっていうのは皆さんが経験しているはずです。
風邪をひくと熱が出るのは、身体が自発的に体温を上げてこの効果も狙っています。
③血流を良くする
身体が温まると血管が弛緩して血流が良くなります。
逆に冷やすと血流が悪くなります。
血流が良いとウイルスと戦う免疫細胞等が患部に集まりやすくなります。
道路が渋滞していると警察や消防車が集まれないのと同じです。
運動もとってもお勧めです。
④筋肉を緩める
血流が悪くなる原因は冷えだけではありません。
疲労や運動不足や姿勢不良などが原因で筋肉が固まってしまいます。
特にデスクワークはかなり筋肉が固まってしまいます。
筋肉は固まると縮みます。
筋肉が縮むと血管が締め付けられて血流が悪くなります。
血流が悪くなると免疫力が下がります。
血流が悪くなると粘膜の新陳代謝が悪くなって、粘膜のバリア機能が落ちます。
→免疫力が下がります。
特に首や喉周辺の筋肉は呼吸器の粘膜に大きく影響します。
首や喉の筋肉が緊張しないように姿勢に気をつけてストレッチ等で緩めておきましょう。
更に筋肉が緊張していると自律神経も交感神経優位になり、回復力が低下してしまいます。
●整体院での免疫UP方法
首周辺の筋肉を緩める
首や肩周辺の筋肉を緩めることで頭部の血流が良くなります。
筋肉が緩むことによって、交感神経の興奮が収まり、副交感神経優位になる効果もあります。
この状態は免疫力や身体の回復力が高まるので健康を維持しやすくなります。
肋骨の動きを改善する
肋骨周辺の筋肉を緩めたり、肋骨の動きを改善すると、呼吸がしやすくなり肺の負担が減ります。
コロナでは血中酸素濃度が低くなるので、呼吸機能を高めておく事はとても重要です。
姿勢の指導
肩や首の筋肉が固まる大きな原因は姿勢です。
「STAY HOME」 と家に居る時間が長くなって身体を動かす機会が減っています。
パソコンでのデスクワークや、長時間のスマートフォンやテレビの際に姿勢が悪いと筋肉が凝り固まりやすいです。
堺自然整体院では、普段の姿勢を見せてもらったり、日常生活のお話を聞かせていただく中から、一人一人に合わせた指導をさせていただきます。
万全の備えをしても100%大丈夫という訳ではありませんが、
少しでも罹患する確率を減らしたり、発症しても軽症で済むように出来るだけの事はしておきたいものですね。
新型コロナウイルスが心配な方は来院された際にお伝えいただければ、
呼吸器や自律神経に影響する部分を重点的に施術させていただきます。
●自分で出来る事
私の個人的な見解ですが。
運動をする
運動をする事によって、
①血流が良くなる
②体温が上がる
③筋肉が緩む
④心肺機能が向上する
様々な効果が期待できます。
自粛で家に籠りがちですが、ぜひウォーキングや体操や軽い筋トレ等で身体を動かしてみてください。
ケガ防止のために運動をした後はストレッチを忘れずに!
深呼吸
胸式呼吸(肋骨が動くように)で深呼吸を3分ほどする事も有効です。
できるだけ大きく吸って大きく吐いてしっかりと肋骨を動かしましょう。
3分ほど続けると開始時よりもかなり大きく深呼吸ができるようになっている事を実感できます。
お湯を飲もう
一時期コロナウイルスはお湯を飲むとやっつけられるという話題がネットに出ましたがこれはフェイクニュースです。
ウイルスが死滅するほどの温度で必要な時間お湯で口腔を温めると確実に大火傷してしまいます。
飲める温度のお湯でウイルスを不活性化される事はありません。
しかし
私自身がお湯を飲むと風邪にかかりにくくなったり、
ひきかけの風邪が改善する事を数多く経験しています。
火傷しない程度の熱めのお湯をチビチビと飲み続けて喉を温め続けると、
風邪のひきかけた時などは大抵回復しました。
(初期対応が肝心です。重症化してからでは効果薄いです)
その理由は先に挙げたこれらの作用がお湯を飲むことで働くからだと考えています。
①粘膜を潤す
②身体を温める
③血流を良くする
④筋肉を緩め
これから夏になると冷たい飲み物を飲みたくなりますが、
ぜひ常温や温かい飲み物を飲んで粘膜を良い状態にキープしてみてください。
※あくまで私の個人的な経験からの意見です。
コロナに、罹らない、うつさない、重症化しない。
一人一人の心掛けで一日も早く元の平和な日常生活を取り戻せたら良いですね。
竹田 義浩(たけだ よしひろ)
最新記事 by 竹田 義浩(たけだ よしひろ) (全て見る)
- 手の痺れの予防法 - 2024年11月26日
- 四十肩対策のストレッチとセルフケア - 2024年5月31日
- 肩こり対策のストレッチ - 2024年2月28日
※効果には個人差があります
堺自然整体院にご相談ください
体の悩みを解決をしたいけど…。
どんな施術なのか?どのくらい料金がかかるのか?など不安な方も多いと思います。
堺自然整体院はあなたのご不明な点をしっかりとご説明いたします。
まずはお気軽に、お電話、LINE、メールでご相談ください。
- 投稿タグ
- 新型コロナウイルス