手の痺れの原因はたくさんあります。
問題となる部位としては頸椎・胸椎・肩・腕・手等。
問題となる組織としては、骨、椎間板、神経・血管・筋肉等たくさんあります。
万人に合うアドバイスは難しいのですが、できるだけ多くの人に無理なく効果が出る予防法を考えてみました。
姿勢を改善する
手の痺れには頚椎や胸椎が大きく関わります。
姿勢を良くする事で頚椎周辺の負担を減らして、血流や神経のトラブルを予防する事ができます。
猫背
猫背姿勢はストレートネックに繋がります。
背骨や筋肉に負担がかかり手の痺れの大きな原因になります。
スマホ首
最近とても多くなっている「スマホ首」。
肩こりや手の痺れや頭痛の原因になります。
スマホの高さを上げて、下を向く角度をできるだけ少なくしましょう。
横座り
横座りは数ある座り方の中で最も体のダメージに繋がると思います。
股関節、骨盤、背骨、筋肉、様々な場所に負担がかかるので、左右均等に座るように心がけましょう。
手枕やうつ伏せでテレビやスマホ
手枕でテレビを見る人はいつも同じ向きになりがちなので、体の歪みに大きく影響します。
できるだけ座ってテレビやスマホを見るようにしましょう。
良い姿勢
腰~肩~頭が垂直の位置にあると体重は背骨が支えます。
前後、左右に傾くとどこかの筋肉が支える事になり、筋肉や背骨の負担になります。
イスに座る時には骨盤を立てて、深く座る事で、頑張らなくても長時間良い姿勢を維持しやすくなります。
以前の投稿のこちらのページを参考にしてください。
良い姿勢を維持する事で頸椎や胸椎の負担を減らす事で、手の痺れの予防ができます。
手の使い過ぎを防ぐ
指や手首の使い過ぎにより筋肉のダメージが蓄積すると、神経や血管の圧迫を引き起こします。
・重い物を持たない。
・片手でやらずに両手を使う。
・負担のかかる作業は一気に行わず、休憩を入れながら分けて行う。
適度な運動
手や肩のストレッチをしたり、軽い体操を行うことで固まった筋肉を緩める事ができます。
ハードな筋トレは筋肉を固くして逆効果になります。
温める
筋肉は冷やすと固くなり、温めると緩みます。
お風呂に入って首まで温めると筋肉が緩み血流が良くなり、手の痺れが改善したり、予防できたりします。
注意点
ネットには様々な情報が溢れていて、手の痺れの予防法やストレッチの情報もたくさんあります。
「ネットの動画を見て、ストレッチをやってみても効果が無かった」
「動画を見て体操をやってみたら悪化した」
患者さんからこういう話を日々聞いています。
・効果を感じられない
・症状が悪化した
このような場合は「自分には合っていない」と判断してすぐに中止してください。
自分で色々と試しても効果が無ければ、堺自然整体院や整形外科等の専門家にご相談ください。
竹田 義浩(たけだ よしひろ)
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※効果には個人差があります
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