よく患者さんから、「天気が悪いと身体が痛むんですがどうしてですか?」と聞かれます。
古傷が痛んだり、頭痛や神経痛が出るのもよく聞きます。
このような症状は気象病とも言い、人によっては天気予報ができるくらい正確に分かる人もいてます。
「湿気のせい?」と思っている方も多いようですが、湿気で痛むならお風呂に入って痛くなるはずです。(浴室は湿度100%)
では、なぜ天候で痛みが変わるのかと言うと・・・
それは「低気圧」のせいです。
基本的に晴れていれば高気圧、雨の時は低気圧がやってきます。
ということは、雨降りの前には高気圧→低気圧と急激に気圧が下がります。
その結果、身体を押さえていた圧力が弱くなり、身体全体が膨張したようになってしまいます。
身体が膨張すると相対的に血中の酸素量が減って酸欠になったり、関節が緩んだようになって正常な動きができなくなります。
ちなみに人間の身体は6倍の圧力がかかっても耐えることができますが、圧力が2分の1になったら死んでしまうそうです。
気象病に対して自分でできる対処法としては、お風呂が一番!
気圧よりも遥かに強い水圧を身体にかけることになり、低気圧の影響を除いてくれます。
(効果の持続は人によって様々です)
お風呂で身体を温める事で筋肉の緊張も緩和して、血流も良くなります。
朝が辛い人は朝風呂もお勧めです。
ストレッチで筋肉を緩めて血行を改善するのも効果があると言われています。
気圧以外にも急激な温度変化(特に冷え)が影響する場合もあります。
この場合は服装などで対応してください。
自分で色々と試してみても効果が薄い場合は専門家にお任せください。
堺自然整体院には様々な症状の方が来られて、症状が天候で悪化される方もたくさん来られます。
気象病の専門施術があるというわけではないですが、たいていの方は元の症状が改善すると気象病も改善します。
頭痛の患者さんから「最近天気が悪くても大丈夫です」というお声は普段からたくさん聞いています。
お困りの方はぜひご相談ください。
竹田 義浩(たけだ よしひろ)
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※効果には個人差があります
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