腱鞘炎の専門家の堺自然整体院にお任せください。

手首に強い痛みが出るとほんと辛いですよね。
ちょっとした日常動作や家事をするたびに痛みが走ると、何をするのも億劫になってしまいます。

私も子供の頃から手首や指が弱く、握力は30kgと女性並、学生時代はバイクにでツーリングに行くと腱鞘炎の痛みでクラッチが握れなくなりました。

私自身が整体の仕事を始めようと研修に行った時にも練習のやり過ぎで腱鞘炎になりました。

手技の練習もできなくなり、しまいにはお茶碗持つのも苦痛になってしまいました。

開業した当初は両手首にテーピングを巻いて仕事をして、逆に患者さんに心配される始末でした・・・(^_^;)

幸い整体という仕事柄、どうやったら良いか知っていたので、自分で試行錯誤しながら解消する事ができました。

そんな腱鞘炎の辛さを知る院長が腱鞘炎について色々と書いてみました。

腱鞘炎（けんしょうえん）とは？

現代医学の定義では
腱の周囲を覆う腱鞘（けんしょう）の炎症とされています。

腱鞘炎の症状

一般的には手首周辺に痛みと腫れがあり、動かしにくくなります。

腱鞘炎の原因

指や手首などの関節を繰り返して使うことによる前腕や手の腱鞘炎が多い。
職業的にはパソコンのキーボードを多用する仕事や、楽器の演奏や書き物関係の仕事の人や幼児の育児中のお母さんに多い症状です。

ドケルバン病とは？

腱鞘炎の中でも、親指を握り込んで手首を小指側に曲げた時（フィンケルシュタインテスト）に親指側の手首に痛みが出る症状をドケルバン病と言います。
乳児を育児中のお母さんや美容師やピアニスト等の女性に多く、最近ではパソコン仕事やスマートフォンの片手操作でもよく見られます。

整形外科の腱鞘炎への治療法

投薬治療

• 投薬治療
• ロキソニンやボルタレン等の痛み止め
• ステロイドの注射
• 湿布
• 塗り薬

一般的には　湿布か塗り薬→ロキソニン→ボルタレン→ステロイドのように、弱い薬から強い薬へと使っていくケースが多いです。

腱鞘炎の手術

炎症を起こしている腱鞘を切開して広げて、腱の通りを良くする手術です。
比較的簡単な手術なので短時間で終わります。
抜糸まで1週間、リハビリをして普段の生活への復帰まで1ヶ月くらいは必要です。

どんな手術でも常にリスクはあります。
手の痺れや痛みが後遺症として残る可能性もあるので、手術は最後の手段と考えておく方が良いと思います。

堺自然整体院での腱鞘炎の考え方

腱鞘炎は文字通り「炎症」という考え方が西洋医学では一般的です。

炎症とは？
定義ではこの4つの特徴があります。
・赤くなる
・熱を持つ
・腫れる
・痛む

中程度までの腱鞘炎では痛む以外の症状は無い事が多いです。

お医者さんでは痛み＝炎症と説明しがちですが、実際の関節痛で本当に炎症が起きている例は多くありません。

本来の炎症なら動かさなくても痛みます。
（火傷や捻挫をイメージすると分かりやすいです）

あなたの腱鞘炎は、
・腫れて熱を持っていますか？
・動かさなくても痛みますか？

多くの人の腱鞘炎はこのパターンです。
「動かすと痛い」
「力を入れると痛い」
「特定の方向の動きだけ痛い」

「炎症」ではなく、「関節痛」の症状ですね。

では実際には手首にどんな事が起きているのでしょう？

腱鞘炎の原因①

筋肉の緊張

腱鞘炎に限らずほとんどの関節痛において一番の原因となっているのはその関節に関係する筋肉の緊張です。
日常生活習慣や仕事等で、筋肉に負担をかけすぎると、筋肉が縮んだままの緊張状態になります。
・緊張した伸びない筋肉を伸ばそうとすると痛む。
・関節を動かす時に筋肉に引っ張られて関節がズレて痛む。

筋肉が緊張する原因

①疲労
仕事、家事、育児等で同じ動作を繰り返し行い、使いっぱなしでケアをしないと、筋肉は疲労が溜まりどんどん固く緊張していってしまいます。

②血流不足
手に繋がる血管がどこかで筋肉に圧迫されると、それよりも末端の血管は血流不足になって緊張しやすくなります。

③神経圧迫
手に繋がる神経がどこかで圧迫されると、その神経が繋がっている筋肉は緊張します。

腱鞘炎の原因②

関節の動きのズレ

筋肉が緊張することで関節の動きが阻害されて、動く時に関節がズレてしまい、本来の位置で動けなくなります。

動く時にズレが出るのはレントゲン等では確認できないので見過ごされがちな原因の一つです。

腱鞘炎の原因③

靭帯や軟骨の損傷

強い衝撃や繰り返し無理がかかると軟骨や靭帯を痛めてしまうことがあります。
この部分が痛むと関節の安定性が失われるので、周りの筋肉に負担がかかり強く痛みます。
MRIやレントゲンで診断が出るので、心配な人は整形外科の受診をお勧めします。

---

実際に現場で見ている限り、これらの原因が単体で痛みを生んでいるケースは稀で、大抵の場合は複数の原因が重なっています。

堺自然整体院に来られる患者さんは、整形外科や整骨院や色んな治療院を回った後で来られる方が多いので、重症の方が多いせいかもしれません。

堺自然整体院での腱鞘炎の解消策

手首の動きに関連する筋肉の緊張を緩める

なんと言ってもまずは直接痛みを生んでいる原因を取り除きます。
後述する他の原因においてもほとんどのケースで筋肉の緊張が絡んでいます。

関節の動きの調整

筋肉の緊張によって手首の関節の動きの軸がズレている事が多いので動きの調整を行います。
橈骨と尺骨（手首～肘の骨）の調整も行います。

血管の圧迫を解消

体幹から手に行く血管がどこかで圧迫を受けると、その先が血流不足になり、筋肉が酸欠になります。
筋肉が酸欠になるとハリが出たり、痛みが出たりします。
血管の圧迫を生むのは体幹付近の筋肉の緊張なので、その部分を調整します。

身体の歪みの調整

間接的な原因として、体全体の歪みや普段の姿勢の癖が、上に挙げてきた原因の遠因となっている事も多いのでその調整をします。

日常生活の癖の改善

身体の歪みや姿勢の癖は、施術で調整したらすべて解決するわけではありません。
普段の身体の使い方の指導も行って、より再発しないように気をつけてもらいます。

腱鞘炎の予防方法

痛いことをしない

第一に痛みを感じることは避けましょう。
痛い動作は身体を痛めつけています。

PC作業で痛む

キーボード→パームレストやボイスソフトを使う マウス→リストレストやトラックボールを使う。

手首の使い方を変える

物を持ち上げる時に痛む場合、手首を捻って違う方向へ持ち上げるようにすると別の筋肉を使うので痛まない事があります。

---

普通に手で持ち上げずに、前腕を使って物を支えると手首の負担が無くなります。

温める

固くなった筋肉は温めると緩みます。 お風呂で肩までしっかりと入って良く温めましょう。

ストレッチ

ストレッチも腱鞘炎に有効な方法です。
つい手首周辺のストレッチをしたくなりますが、痛みの出る動きは逆効果になります。
上腕（二の腕）や肩甲骨周りにも原因があることが多いので、ぜひ肩甲骨周りからしっかりとストレッチをしてください。

堺自然整体院で改善が難しいケース

これらの損傷の程度が軽ければ改善の見込みはありますが、交通事故等のケガによってTFCC損傷のように靭帯や軟骨の損傷がある場合は、筋肉や骨格の調整を行って症状が改善しても、完全には取りきれない場合もあります。

堺自然整体院は腱鞘炎の改善が得意な整体院です。

病院や整骨院と全く違うアプローチを行い、筋肉、骨格、神経、自律神経、生活習慣、様々なアプローチから総合的に根本的な原因を取り除いていきます。

腱鞘炎の施術の流れ

腱鞘炎の施術料金

はじめての方へ

まとめ

堺自然整体院は腱鞘炎が得意な専門性の高い堺市にある整体院です。

他の整形外科や整骨院と全く違うアプローチ（痛くない整体）で、筋肉、骨格、神経、血流、自律神経、生活習慣等を根本原因から改善する事で腱鞘炎の痛みを短期間での改善を目指します。